「INFORMATION」 Vol.137~2010年5月号~
就職氷河期を超える就職難で、新卒者は苦戦を強いられています。そのためか、電車やビジネス街で見かけるスーツ姿の新入社員は、例年より少ないようです。
さて、日本生産性本部が毎年実施している新入社員の意識調査によれば、「今の会社に一生勤めようと思っている」が調査開始以来過去最高を6年連続で更新しています。他の調査機関も同じような傾向で、終身雇用制が復活したという見方があります。
就職事情はいつの時代もその時の景気動向に左右されます。しかしながら、近年、公務員や好業績の財閥系大企業への就職希望が高まっているのは、将来不安が漂う中で安定志向が一段と増幅している証しです。そのため、「社内で出世するより、自分で起業して独立したいと思う」が過去最低を7年連続で更新しています。また、能力・実力主義よりも年功主義を望む比率が年々高まっているようです。終身雇用制の復活というよりは安定志向が増大しているとみるのが妥当な見解かもしれません。
安定志向が良くないとういうのでは決してなく、それ以外の強い志望動機があまり感じられないことに寂しさがあります。経済成長期と比べると不運な時代ですが、低成長から人口減による縮小経済に突入し始めているだけに、それを克服するハングリーさが欠けているような気がします。
幸運なことに私の就職当時は、経済はまだ拡大基調で、そのうえ失敗してもやり直せる機運もありました。就職のきっかけとなったのは、裸一貫で「男のロマン」を追い求め、挫折し立身出世する城山三郎氏の小説に魅せられたことでした。その影響と学業成績が非常に悪かった関係で、何をするのかもよく知らずに、自分の性に合いロマンがあると確信して証券会社に就職しました。将来は重役になることを夢見ていました。
その頃抱いていたものと現在とを比較すると只々赤面するばかりです。しかし、新入社員時代に抱いていた思いは、これからも忘れないようにしたいと思います。
5月下旬より、協会けんぽによる初めての被扶養者資格の再確認が実施されます。今年度の調査では、特に就職などにより勤務先で健康保険にご自身で加入した方について、被扶養者解除の届出が未提出(二重加入)となっていないかを重点的に確認します。
●再確認の流れ
(1)協会けんぽ ⇒ 会社へ資料送付(5月下旬より順次発送)
・被扶養者状況リスト ・被扶養者調書兼異動届 ・返信用封筒
(2)会社による再確認
①被扶養者状況リストにある被扶養者が、現在も被扶養者の条件を満たしているか確認し、
リストに必要事項を記入のうえ、事業主印を押印
②確認の結果、解除となる被扶養者については、同封の「被扶養者調書兼異動届」を記入し、
該当被扶養者の被保険者証を回収
③上記①および②を同封の返信用封筒にて協会けんぽへ提出(提出期限:7月末)
・解除される被扶養者がいない場合 ⇒ 被扶養者状況リストのみ提出
・解除される被扶養者がいる場合 ⇒ 被扶養者状況リスト
被扶養者調書兼異動届 を提出
解除被扶養者の被保険者証
●対象者
平成22年5月13日現在、健康保険の被扶養者。但し、次の方々を除きます。
①平成22年4月1日において18歳未満の被扶養者
②平成22年4月1日以降に被扶養者認定された被扶養者
●収入証明等の省略
今年度の被扶養者資格の再確認は、事業主が所得税法の扶養親族の確認もしくは被保険者本人(従業員)への確認(口頭、文書等)により行います。なお、収入証明、住民票等の添付は不要です。
※健康保険組合に加入の企業は対象外で、また健康保険組合によって取扱いも異なります。
従来の育児休業給付制度では、育児休業期間中に休業開始前6ヶ月間の平均賃金月額(賃金月額)の30%が支給される「育児休業基本給付金(a)」と、復帰して6ヶ月間雇用保険の被保険者として働いていた場合に賃金月額の20%が支給される「育児休業者職場復帰給付金(b)」がありましたが、今回この2つが「育児休業給付金(c)」として統合されました。
これにより、平成22年4月1日以降に育児休業を開始した被保険者については、「育児休業給付金」として賃金月額の50%が育児休業期間中に支給されることになります。
(旧) 復帰
↓
| 育児休業中 | 6ヶ月 | |
↑ 賃金月額の30%(a) 賃金月額の20%(b)
↓変更後
(新)
| 育児休業中 |
(この期間中に)賃金月額の50%(C)
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★ 第35回 『賢人の知恵』(バルタザール・グラシアン)より |
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~ その101“言葉に気をつける” ~ 対立する相手の前では話す内容に気をつけよう。そして、誰に対しても礼儀正しくすること。一度口にしたことを撤回するのは難しい。だから、発言は絶対に慎重にすること。口数が少ないほど受ける非難も少なくてすむ。 控えめであることは神聖であること。一方、べらべらとしゃべる人はそのうち言葉につかえて失敗するのだ。
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